「俺の側にずっと居てね?」
と彼は少し甘えた声で言います。
私はうんと頷きました。
付き合い当初は、そんなやり取りでさえも楽しくて、幸せな行為でした。
彼が心配性なのはよく分かっていましたし、だからこそ
ハッキリとした自分で居続けることが、彼に安らぎを与えることになるのだと思って居たのですが
付き合い始めて2年が過ぎても心配性が治ることはありませんでした。
きっと、彼の性格的な問題だったのでしょう。
私も特に気にしないというスタンスをもてれば良かったのですが
少しでも約束の時間に電話などが入れられないと
「浮気をしていたの?」
「前に出てきた○○クンってどんな人?」
「俺以外に仲良くする男は減らして欲しい」
なんていわれ続けていると、私も気が滅入る瞬間も出てきました。
何事も按配って難しいものですが、彼は自分の気持ちを私にぶつけすぎている気がしたのです。
ひたすら、彼を安心させてあげられるような言葉を並べていたのですが
「ここまで言っても信じてもらえないんだ」
という心が生まれ始め、私は馬鹿馬鹿しくなってきてしまいました(汗)
それからは、開き直ったような口ぶりを見せるようになってしまった私。
と、同時に彼との関係も壊れ始めてしまいました。